カレンダーブロッキングで生産性を上げる方法
会議の隙間で集中作業をしようとしても、なかなか進まない。カレンダーブロッキングで自分の時間を守る方法を紹介します。
なぜ「空き時間」に仕事が進まないのか
カレンダーに30分の空きがあっても、その時間で深い作業はできません。会議の直後は頭の切り替えに時間がかかり、次の会議が控えていると「あと20分しかない」というプレッシャーで集中できない。
知的作業には「フロー状態」に入るための助走時間が必要です。研究によれば、中断後にフロー状態に戻るまでに平均23分かかるとされています。つまり、30分の空き時間では実質的な作業時間はわずか7分です。
カレンダーブロッキングとは
カレンダーブロッキングは、自分の作業時間をカレンダー上に「予定」として登録する方法です。「集中作業」「資料作成」「コードレビュー」など、やるべきタスクを時間枠として確保します。
他の人からはその時間帯が「予定あり」と見えるので、会議を入れられにくくなります。自分のための時間を先に確保してから、残りの空き時間を会議に使うという発想の転換です。
- 午前中に2〜3時間の集中ブロックを作る
- ブロック内はSlack通知をオフにする
- 30分単位ではなく最低90分以上で確保
- タスクの種類ごとに色分けするとわかりやすい
チームでの運用ルール
カレンダーブロッキングは個人の取り組みですが、チーム全体で認め合うことで効果が倍増します。「ブロックされている時間には会議を入れない」というルールを明文化しましょう。
ただし、ブロックだらけで会議が設定できなくなるのも問題です。「午前は集中、午後は会議」のようにチームで時間帯を分けるのがおすすめです。
tokipickで日程調整する際も、カレンダーブロッキングが活きます。Googleカレンダー連携を使えば、ブロックした時間は自動的に「都合が悪い」として扱われます。
ブロッキングのよくある失敗
最も多い失敗は「ブロックしたのに自分で破る」こと。緊急でもない用事のためにブロックを削除してしまうと、すぐに元の状態に戻ります。ブロック時間は「自分との約束」だと思って守りましょう。
もうひとつの失敗は、1日すべてをブロックしてしまうこと。他の人との協業が必要な仕事もあるので、完全にブロックするのではなく、1日の50〜60%を目安にすると良いバランスです。
まずは週1回から始める
いきなり毎日ブロッキングするのはハードルが高いかもしれません。まずは週に1回、午前中の2時間だけブロックしてみてください。その2時間で集中作業がはかどることを体感できれば、自然と回数が増えていくはずです。
大事なのは完璧にやることではなく、少しでも「まとまった時間」を確保する習慣を作ることです。